竜とそばかすの姫 感想

「竜とそばかすの姫」観て来ました



「サマーウォーズ」がとても好きで同じ仮想世界の
話が入っているぐらいの知識でしたが、もう始まったら
その世界にどっぷりでした

感想を沢山書きたくなる作品は自分にとって良い映画である証拠

この作品は、とにかく映画館で観てもらいたい。
できれば、観てもらえると作品を作られた方たちの気持ちや
もちろんこの作品の良さがよりより一層伝わると思います

色々トータルで気持ちにヒットしがっつり惹き込まれました

高音質や画像の美しさ、細部までこだわった映像、本当に日本
アニメの品質は素晴らしいと思います。

巷にサマーウォーズと似てるといった感想もありますがそれは
あくまでいち材質である仮想世界で、今回はまた全く異なる
世界となっています

若干都合の良い感やツッコミ部分もありますが、それも含めての
あえての脚本ではなんて思いました。唯一無二の世界観です。

鑑賞後は良い気分です

午後3時の回でパンフレット売り切れはちょい悲しかったですが。。
それとテロップで登場したママさんコーラスの声優さん役が豪華
でびっくり

鑑賞後は頭から歌が離れない～、というか自分から進んで聴いてます

------ここからネタバレです------------


自分から身元を明かしたすずがマスコミや心無い興味本位の書き
込みとかの標的にされるのではと心配するのもきっと余計なお世話
なのでしょう。

龍たちが本当にこれからなんとかやっていけるのかそんなに世の中
甘くないと突っぱねるのも簡単なことかもしれない。でも彼らには
すずがいる。

すずには信頼にたる仲間や亡き母の仲間のおばさまたち、守るべき
竜たちがいる。歌がありなにより今はすずは強くなったから。

もちろん強くあろうとして頑張り過ぎて倒れそうになることだって
あるだろう。監督は今の混沌とした世界に希望を与えてくれている。
性善説は言いすぎかもだけど。

反応が怖くて迎合したり戦うことが怖い、そんな自分を嫌になっている
誰かや、守りたい誰かを自分は本当に守られるのか自信がない意気地が
ない誰かへちょっとした勇気と少しの光を与えてくれる。

ちなみに別の映画館でパンフはGET

天井に着いてしまったので今回2度目の指し木用に上部を
切って、すっかりさっぱりしていたアラフォーの幸福の木さん
無事に新芽が育ってくれてほっと安心
良かったです