参宮橋駅 キノシタ

　また伺いたいです

初台からお店が移転してから初めての訪問です。って、すごーい久々
ずっと伺いたかったのですが、幸運にも当日予約が取れた
のでいそいそと行ってまいりました

深夜勤務明けで食べずに昼間は寝ていたので、すごーく
お腹が空いていて（おかけでダイエットできましたが）、ここはがっつり
フレンチだよねー。と。キノシタ行ってみたいけど、当日じゃ無理でしょ。
と思ってたら、連れが電話して予約取ってくれました
この方、なぜか以前も、アロマフレスカに当日予約を取ったこともあり
あたる確率高いです。感謝。

と、いうことで伺いました~

くちあけはシャンパングラス
ドサージュとイースト香がしっかりして
おいしいです。
アミューズのサラミとスカモルツァとグジェール
をつまみつつ、メニューを選択。

すでに幸せです。

プレフィクス5000円のメニューにしました。
選択肢が多いのも嬉しい悩みです。

さて前菜です。

お供は、ソーヴィニヨン・ブランのデキャンタで。
オーストリアのものでした。万人が好みそうな
飲みやすい味わいのワインです。

わたしは　白子にしました。

大好物ですがフレンチではどのように？
ジャガイモの本当に細くきった衣に包まれてかりっと
した白子が2個。ここにスパイシーなトマトソースや
ジェノバソースなどが添えられていました。
かりっ、とろっとが魅力です。

連れは、昆布締めにしたタルタルです。
これ、食べログに写真沢山出ていますが見るのと
食べるのはやはり違います。
うーむ。おいしいです。一緒のソースも美味。


次は、スープ。
この時点でワイン足りなくなり、連れはシュナンブラン
素敵な黄金色です。わたしはシャルドネのグラスを。

二人ともあじと甘エビのスープにしました。

これがまたおいしかったです。
供される形はブイヤベースみたいなのですが
サフランなしでもう直球で海老やら魚のおいしさが
口に溢れます。後半は添えてあるグリュイエール
チーズを入れるとまた違った味わいがありました。


最後のメインは、
お供はボルドーのデキャンタ。

わたしは　蝦夷鹿のトリュフのパイ包み焼き。

ボリュームはそれほどなく、ちょうど良い大きさ。
添えてあるキノコがしゃきしゃきしてなんとも
いえないおいしさです。鹿もほんとくせがなく
食べやすいです。


連れは　豚のローストです。
すごく有名な北海道の方が作られている豚だそうです。
連れは羊は何度もあるが、豚は初めてとのことでえらく
喜んでいました。お肉の繊維がしっかりしていて緻密
で、一口かむとジューシーでほんとにおいしい豚です。


この後、チーズの盛り合わせ
ボルドーグラス1杯と、ブルゴーニュもグラス1杯。


デザートは、紅玉とバニラアイスクリームと栗のソース
（メニュー名は違いますが）と、ソルベで。

甘いワインも一緒に。グラスで沢山選択肢があるので
驚きつつ、定番ソーテルヌをオーダーしました。


エスプレッソで。


2人で大体2万6千円位でした。
もちろん、少ししか飲まない方はもっともっと安くつくはずです。
いつもの如く好き放題でこの価格ですからCPは良いかと思います。

周りを見渡すと食事途中から満席となっていました。
家族連れからカップルからいろいろな方達が皆嬉しそうに
テーブルを囲んで、気取らずにわいわい楽しんでいるのが
印象的でした。サービスもしっかりしていました。

ワインもHPを拝見した際に結構安いなあと思っていましたが
各種白赤、品種毎にグラスやデキャンタでかなり手頃な価格で提供
されているのも良心的だと思いました。
次回はボトルも頼んでみたいですが。

あと、あまりにお腹を空かせて行ったので前菜を軽めのもので
オーダーしてしまったのから、あと1皿ほしかったです。
なので、次回行く際には5000円コースでなんとか1皿追加で前菜を
入れてもらえないか、お願いしてみようと思っています。

まあ、そのおかげで翌日は胃もたれもなかったのですが

キノシタシェフの気持ちのこもった芯のあるお店だなあと
改めて再確認。また伺いたいです