アララトの聖母 その２

昨日たまたま日経を新聞を買ったら小さな枠でフランスの国民
議会が旧オスマントルコによるアルメニア人の「虐殺」の否定を
禁止する法案を可決した。というニュースがでていました。

メディアや講演、出版で否定した場合に、最長で懲役1年
罰金4万5千ユーロ（約6百75万円）を科す。というものです。

すでにフランスは「ナチス・ドイツ」については同様の法案が
あるそうです。現在フランスはドイツと一緒に両国同じ歴史
教科書を使用するというプロジェクトが開始されていたりして
います。多民族国家ならではのいろいろな問題を多く抱えて
いる国ですが、様々な試みを行い国や国民を良くしていこう、
という努力が常にあるように感じます。一本芯の通った潔い
決定や方針にも時々驚かされます。とかくエゴイストという
面がでやすい国ですが懐の深い国なのだと思います。

★★見つけたURL★★
アルメニアは馴染みのない国ですが、リヨンでアルメニアラジオ
の番組をやっている方の記事がありました。なかなかおもしろいです。
http://www.rikkyo.ne.jp/grp/foot-bungaku/les_verites/sasaki/armenie.pdf

以前アルメニアで生活していた方のサイト　
http://armenia.hp.infoseek.co.jp/