あの夜、マイアミで [映画とDVD]
最近映画観てないなあ、と言っていたら
連れが「今日はこれを観たい」ということで予備知識ゼロの
状態で鑑賞しました
タイトルをきいたとき、そのネーミングから思わず
え、昔の映画? と言っちゃいましたが、ピータ―・バラカンさん
一押しとのことで。2020年で新しい作品でした
うわ。すごかった
アメリカで(って失礼ですが)、日本やフランス映画のような
登場人物が少ない室内劇のような作品が作れたのかと。。と思ったら
もともとこれは劇だったものを映画化したらしいですが、それに
しても不思議な雰囲気も醸し出しています
演じる俳優さん達、皆上手で自然に引き込まれてしまいました。
この作品を作った監督の才能にも拍手です。作れた時代にも。
言い方があっているかはわかりませんが非常に面白かったです
お話は、モハメド・アリ(当時はカシアス・クレイ)の優勝を祝い集まった
4人の一夜の話です。マルコムXや、サム・クック、ジム・ブラウン
などそうそうたるメンバーがまずそこでびっくり
※ブラウンは知りませんでしたが、NFLフットボールで有名な選手
だった方だそうです。
ウディ・アレンの「ミッドナイト・イン・パリ」でヘミングウェイや、
ピカソ、ダリが同じ時代に生きていたことに当たり前だけど驚きを
感じたようにアリやマルコム、サムやブラウンが同じ時代を生きて
いて、交流があってもおかしくないんですよね
でもほんと知りませんでした。あー勉強不足を痛感しつつなんだか
とても新鮮でした
で、映画冒頭でブラウンが近所の白人と話をしているシーンが
出て来ますがその際の会話が、始終彼をほめたたえ支援しているのですが、
最後にすらっと「黒人は家には入れない」と言うんですよね。
それでも淡々と接している彼が印象的です。
ここで、あー1950年代、南部だなあ。とついつい「グリーンブック」
での「トイレは外だよ」と主人公の彼がホストにトイレを求めた時の
シーンを思い出しました。相手に悪気がないのがさらに問題なん
ですよね。。
対話の中にはその他にも色々な視点があり発見もあり、彼らの対話に
惹き込まれていたら、あれ、という感じでタイトルエンドが流れ始め、
置いてきぼりをくった感がありましたが、前述したように劇がもとの
作品であればこういったある時代の瞬間を切り取った演出と終わりは
ありかと思います
なににせよ、もう一度「マルコムX」見直そうかしらとも思ったり、
「キャデラック・レコード」ではサム・クックはでていませんが同じ
時代背景を感じたり、映画のおかげで知りたい気持ちがおきたり、
色々遠い線が少しずつつながっていくのも嬉しいなあと、そして
そういう気持ちにさせる作品に出会えることもまた嬉しいことです
世の中溢れるほどの問題の中で一体どうすればよいのか脳内で身動きが
取れなくなったりすることもありますがまずはどういった形であれ知る
ことが必要なのかなと連れと話したりしました
美味しいお皿と一緒で観終わった後に、無性にコメントしたくなると
いうのはそれだけ魅力のある作品なのだと思います
久々Yusasage のケーキ
特にレモンタルト美味い~
連れが「今日はこれを観たい」ということで予備知識ゼロの
状態で鑑賞しました
タイトルをきいたとき、そのネーミングから思わず
え、昔の映画? と言っちゃいましたが、ピータ―・バラカンさん
一押しとのことで。2020年で新しい作品でした
うわ。すごかった
アメリカで(って失礼ですが)、日本やフランス映画のような
登場人物が少ない室内劇のような作品が作れたのかと。。と思ったら
もともとこれは劇だったものを映画化したらしいですが、それに
しても不思議な雰囲気も醸し出しています
演じる俳優さん達、皆上手で自然に引き込まれてしまいました。
この作品を作った監督の才能にも拍手です。作れた時代にも。
言い方があっているかはわかりませんが非常に面白かったです
お話は、モハメド・アリ(当時はカシアス・クレイ)の優勝を祝い集まった
4人の一夜の話です。マルコムXや、サム・クック、ジム・ブラウン
などそうそうたるメンバーがまずそこでびっくり
※ブラウンは知りませんでしたが、NFLフットボールで有名な選手
だった方だそうです。
ウディ・アレンの「ミッドナイト・イン・パリ」でヘミングウェイや、
ピカソ、ダリが同じ時代に生きていたことに当たり前だけど驚きを
感じたようにアリやマルコム、サムやブラウンが同じ時代を生きて
いて、交流があってもおかしくないんですよね
でもほんと知りませんでした。あー勉強不足を痛感しつつなんだか
とても新鮮でした
で、映画冒頭でブラウンが近所の白人と話をしているシーンが
出て来ますがその際の会話が、始終彼をほめたたえ支援しているのですが、
最後にすらっと「黒人は家には入れない」と言うんですよね。
それでも淡々と接している彼が印象的です。
ここで、あー1950年代、南部だなあ。とついつい「グリーンブック」
での「トイレは外だよ」と主人公の彼がホストにトイレを求めた時の
シーンを思い出しました。相手に悪気がないのがさらに問題なん
ですよね。。
対話の中にはその他にも色々な視点があり発見もあり、彼らの対話に
惹き込まれていたら、あれ、という感じでタイトルエンドが流れ始め、
置いてきぼりをくった感がありましたが、前述したように劇がもとの
作品であればこういったある時代の瞬間を切り取った演出と終わりは
ありかと思います
なににせよ、もう一度「マルコムX」見直そうかしらとも思ったり、
「キャデラック・レコード」ではサム・クックはでていませんが同じ
時代背景を感じたり、映画のおかげで知りたい気持ちがおきたり、
色々遠い線が少しずつつながっていくのも嬉しいなあと、そして
そういう気持ちにさせる作品に出会えることもまた嬉しいことです
世の中溢れるほどの問題の中で一体どうすればよいのか脳内で身動きが
取れなくなったりすることもありますがまずはどういった形であれ知る
ことが必要なのかなと連れと話したりしました
美味しいお皿と一緒で観終わった後に、無性にコメントしたくなると
いうのはそれだけ魅力のある作品なのだと思います
久々Yusasage のケーキ
特にレモンタルト美味い~
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