乳がん記録 手術から退院後

オペ室が沢山並んでいる通路を通り、看護師さんについて
歩いていきます。

「ドラマみたいですね。」と言ったら、「皆さんそう言われますね。」
と。大学病院に行くと、驚くほど沢山の医療従事者の方たちが働いていて
この人たちに助けられているのだなと、感慨深い気持ちになります。

と、同時に戻ってこれるのかと不安になったりも

皆さん、書いてらっしゃるように、手術は一瞬で終わりました
麻酔が効いて、真っ暗になり目が覚めたらほんとに終わってました。

が、ここからの翌日まではほんとうにしんどかったです
足には、むくみ防止用？のマッサージャーのようなものが、3分置きにシューシュー
延びたり膨らんだりしていて、結構音が大きいです。
右腕は点滴、お尻は尿排出用の管があり、左は心電図用のものを
つけ、その他、一昼夜、2時間間隔で体温と血圧測定が続きました。

痛みは、痛み止めが効き良かったのですが、吐き気が続き
一旦良くなっても波があり、翌日夕方まで続きました
お酒が弱い人や乗り物酔いする人がなりやすいらしいのですが
かなり厳しかったです。

WIFIは治り、Ipadminiも使えるようになっていましたが、術後
翌日は、その気力も薄く気持ちをそらすためだけにネトフリとかを
少し見たりしていました

これがトラウマとなり、姉から入院時にもらったかわいいピンクの
パジャマは、家に帰っても着る気になれず。いつか着られるように
なるといいです

手術翌日の夜はまだ熱が37.3とかだったので、翌日朝退院で
帰れるのだろうかと心配していましたが、翌朝は、平熱になり
ミニメロンパンやミニクロワッサン付きの美味しい朝食もいただき
元気に帰りました

が、ここで過信がたたってしまいました

家まで一時間ほど、電車やバスでスーツケースをひきずり帰ってきたのですが
痛み止めも飲んで、ついつい元気すぎて手術側の左胸をかばいつつも、
掃除したり、洗濯したり、いろんなことをし過ぎました

翌日も元気で本を整理して、ひもで縛ったりとか、勧められていたので
腕のリハビリしたりしてました。

な、なんと
夜、胸をみたら、内出血してました

胸全体がうっすら黄色で、下の方が赤紫に横に広がってます

その後は、なるべく手術側の左は使わないようにして（といっても
利き腕なので、歯磨きとか少しは使ってしまいます）
リハビリもやめて様子を見ています。色が薄くなるのを待って
いますが、やっちゃいました

乳がん、内出血でぐぐっても出てこないんですよね。あまり。
出血は止まってるぽいので、自然吸収を待つって感じなのかなと
思っていますが。

あと、内出血は血液のめぐりが良くなると良くないようなので
ほんとは下半身だけでも、スクワットとかしたいのですがじっと
しています

最初は、とても不安でしたが一応赤紫はそれ以上広がっていない
みたいなので、このままあと一週間大人しくしていたら、月末に
予約した沖縄旅行に無事行けることを願ってます。

明日は、診察日なので先生にあれやこれや伺おうと思います。

にしても、せっかく退院した際にはきれいだったのに

退院後は、リハビリ、普通の生活、家事OK　って、ありましたが
注意は必要ですね

実際の永久病理検査結果は、次の週の診察でないとわからないですが
まずは、明日この内出血の様子を、かなり恥ずかしいですが診ていただき
アドバイスをもらおうと思っています。
一瞬電話しちゃおうかと思いましたが、気を取り直して。
やっと明日、診察日です。

そういえば、4日ぶりのルナソルは、とってもよそよそしく
しばらくしたら、靴の上とか廊下とか、普段絶対しないのに
大きいのをされちゃいました

ずっと居なかったことに対する抗議のようです。

数日過ぎて、今は通常に戻り普通に横で寝てくれてます

あ、あと前開きブラを何枚か急ぎで購入しました。
病院のコンビニで買ったワコールのも良かったんですが
微妙に締め付けがきつかったかもで、内出血した胸には
こっちの方が更に優しくて、ガーゼ100％とかいう
「乳がん用 ブラジャー 綿100％ガーゼ 前開き」アンというお店のが
今のわたしには良いみたいです。

価格もワコールの半額で、寝る時にも付けてる感がないので良い感じです。
今持っているワコールのは、外出時には良いかもです。

ただ、昼間はアンのは、ガードが頼りないので揺れると内出血に
響きそうなので、病院で使っていた胸バンドを上から軽くしています。

まだ届いてないですが、グンゼとワコールの別の種類も購入
したので別でまた感想を書きます。

今日は、トレードの重要イベントFOMCが夜中の3時からなので
備えて早めに寝ます。さて、こちらもどうなることやら。

そういえば、昨夜久々に録画しておいた2022年の
「ローザンヌ国際コンクール」を観ました。去年はリモートだったので
従来通り、現地で開催できたのは嬉しいことです。
解説の方は去年と同様。物腰軟らかく、優しく厳しい指摘鋭い
コメントが素敵でした。

乳がん記録 手術前日

数ヶ月先だった手術が急に空きができ、6月7日に
入院することに

人生で初めての手術

4人部屋の窓際の部屋に落ち着き、早速持ってきた
クッションや神社の招き猫を置いたり。

布団カバーはピンクで、ベッドも頭も足側も自動で上下する
優れもの。窓から見える景色もきれいで十分です。
カーテンも長い距離で仕切られていて、トイレやシャワー室
洗面台も、入り口に部屋専用のものがありました。

アメニティーグッズ付きで、グッズが入っているトートバックも
便利でした

病院の食事も、心配していましたがごはんがあまり沢山
食べられないと話したら、パン食用のメニューもありますよと

夕飯は、おうどんや副菜2品付きで味付けも悪くなく、食器に
蓋が付いていて印象とても良かったです

手術前日のこの日は、色々な説明や「センチネルリンパ節シンチ」の実施も
ありました。この注射が痛いと聞いてましたが、一瞬なので意外と大丈夫でした。

WiFIの調子が悪いらしく、携帯はモバイルでつないでました。
持ってきた　Ipadminiは、そういったわけで出番なし。
早めに就寝しました。明日は手術ってなにか不思議な感じでした。

看護師さん達も先生も皆フレンドリーで礼儀正しく、マスクがある
からと後から連れにいわれましたが、皆さん、美男美女

あと、ベットを囲むカーテンから窓のカーテンまで1日1回取り替えを
していたり、その他もゴミ箱周り整理の方や部屋の拭き掃除の方とか
担当が分かれていて、徹底しているなあと感心しました。